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2013年9月 9日 (月)

FLI PL16000ダークフレーム

Imag0190
 FLI PL16000のダークフレーム撮像、暇さえあればとにかく撮像しています。ビニングなしのものであれば最低でも64枚、多ければ100枚としています。64枚は8の2乗、100枚は10の2乗です。だいたい2乗分だけは撮るようにしています。
 冷却は常温から45℃冷やしたところで70%くらいの出力です。100%近い出力なら60℃近く冷やせそうですが、冷却温度を安定させるのには7割くらいの出力でいいのかなと思って、少し抑えめにしています。気温が15℃くらいまで下がる今の時期ならば、ちょうどマイナス25〜30℃くらいで無理なく冷却できるような気がします。これでも十分な冷却能力ではないかと思います。
 マイナス25℃設定で撮りためた時間別のダークをご紹介します。まずは64枚から100枚コンポジットしたFits画像をステライメージでJpeg化し、横1500ピクセル程度にリサイズしたものをご覧いただきます。スクリーンショット背景から分かるとおり、マックのPhotoshopCS6で開いています。
■5分露出(処理なし)
Temp255min
■10分露出(処理なし)
Temp2510min
■15分露出(処理なし)
Temp2515min



 強調処理することない生画像を見ると、ほとんどダークノイズらしきものを認めることはできないほどの画像です。これではダークの存在が分からないですから、あり得ないほどの強調処理をしてみました。
 強調処理の方法は、まずステライメージでそれぞれのFits画像ダークフレームを開き、レベル補正で最小値1020、レンジ100に切り詰めます。このFits画像をJpeg化します。ここまで圧縮することはまず通常の画像処理ではないでしょう。さらにPhotoshopCS6でレンジを30まで切り詰め、ノイズを浮かび上がらせてリサイズしました。
■5分露出(ステライメージでレンジ100→PhotoshopCS6でレンジ30)
Temp255min100

■10分露出(ステライメージでレンジ100→PhotoshopCS6でレンジ30)
Temp2510min100


■15分露出(ステライメージでレンジ100→PhotoshopCS6でレンジ30)
Temp2515min100
画面左側に明るいノイズが出ていますね。全部の画面にもまんべんなくノイズが乗っているのがようやく見えてきました。しかしこれらのノイズ、通常ではあり得ないほど超強調をしてようやくここまで見えてきたノイズたちです。これがデジタルカメラやSBIG STLなどであれば、さらに強烈なノイズに埋もれてしまうことでしょう。
 比較のためにEOS KissX2のダーク画像を同じような処理をしてみました。外気温18℃、5分露出の画像をレンジ15に圧縮したものです。カラーノイズはけっこうありますが、Kiss X2もなかなか健闘しているような気もします。

20130909_231819


 さらにあり得ないくらいの処理、レンジ5でやってみました。さすがにカラーノイズが強烈に出てきますね。

20130909_232242


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